得意な寝技は「梅こぶ茶臼くずし」、ご組軍団タケで御座る。
DOO-WOP(ドゥ・ワップ)という音楽ジャンルにおける僕の選りすぐりなベスト20曲を紹介していくブログ記事、題して「粒揃いなDOO-WOP」、今回は9曲目のご紹介と相成ります。
【全員の顔が、全員だけに全員集合のいかりや長介系】
お笑いの大御所といえば、全員集合のドリフターズ、ドゥワップの大御所と言えば、言わずもがなザ・ドリフターズだと思います。いかりや長介さんの顔付きは、もろドゥ・ワップな顔付きだと思うのは僕だけでしょうか。上記の画像を良く観て下さいよ、4人とも全員集合!!ってぐらい長さん似だと思います(笑)。
個人的には、ビリー・ワード&ザ・ドミノスのリードボーカルであるクライド・マクファター(※上位の画像のジャケ写にはいません)率いる初期のドリフターズが大好きです。今回ご紹介するデビュー曲「Money Honey(マニー・ハニー)」(1953年リリース)は、ビルボードR&Bチャート1位に輝きました。50年代はドゥワップコーラススタイル、60年代はソウルコーラススタイルと大雑把に分けることができると思いますが、クライド・マクファターのハイテナーですすり上げるようリードボーカルとドゥワップコーラススタイルが見事に合致した好楽曲で御座います。こりゃ、エルビスプレスリーもカバー(1956年リリース)しちゃいますわ!!ってか、「Money Honey」って、ロックンロールだったりして・・・(笑)
【初期ドリフターズのマニー・ハニー】
【エルビスプレスリーのマニー・ハニー】
この時代のコーラスグループにありがちなんですが、このドリフターズもメンバーチェンジの繰り返しが多く、結局、元祖ドリフターズと新生ドリフターズに分かれ、ドリフターズが二組が存在したみたいです。いつの時代も金で揉めるんでしょうね。因みに、新生ドリフターズのリードボーカルは、ベン・E・キングでした。