得意な寝技は「番茶臼くずし」、拙者 ご組軍団タケ定規で御座る。
明けまして、おめでとう御座います。本年も昨年に引き続き、当ウェブ日記を宜しくお引き立ての程お願い申し上げます。DOO-WOP(ドゥ・ワップ)という音楽ジャンルにおける僕の選りすぐりなベスト20曲を紹介していくブログ記事、題して「粒揃いなDOO-WOP」、令和二年に入って初、本記事で12曲目のご紹介と相成ります。
今回ご紹介するのは、楽曲制作も手掛けるリードボーカル ハービー・コックス率いるニューヨーク・クイーンズ出身の5人組ドゥ・ワップ・グループthe Cleftones(ザ・クレフトーンズ)による1956年発売の「Can'T We Be Sweethearts(キャント・ウィー・ビー・スィートハーツ)」という楽曲です。
【↑レコードの右端がリードボーカルのハービー・コックス】
ビルボードポップチャート18位のスマッシュヒットとなった本曲は、ドゥワップ特有の泥臭さが少ない上品なコーラスワークとサックス奏者ジミーライト率いるジミーライトオーケストラがガッチリハマった仕上がりになっております。
クレフトーンズは、その後一時期低迷してましたが、60年代前半に巻き起こったドゥ・ワップ・リバイバルの波に乗り、メンバーチェンジで女性ボーカルをメンバーに加入させたりして、見事に復活を遂げるのでした。皆さんもご存じの映画「アメリカン・グラフティ」の挿入歌「Heart&Soul」で御座いますね。ちなみに、僕の敬愛するラッツ&スター(シャネルズ)のセカンドアルバムのタイトルは、こちらからインスパイアされたものだと思われます。
僕はクリフトーンズのレコードは持っておらず、上記のジャケ写のCDを所有しています。このCDに収められているCan'T We Be Sweetheartsは61年の再録音されたもので、56年発売シングルレコードのオリジナル録音ものとは間奏のサックスソロが違うんですね。何が違うかというと、56年のサックスソロはエッジがき効いていて、61年録音のサックスソロは優しい感じです。表現が乏しい様な・・・、はい、すいません(笑)
下記のユーチューブ動画は、56年のジミーライト・オーケストラのバンマスであるジミー・ライトのサックスが聴けるオリジナル版となっております。
【Let's Get Ready To DOO-WOP!!!!!】
続きはこちら