得意な決め技は「三日月殺法」、ご組軍団タケで御座る。
DOO-WOP(ドゥ・ワップ)という音楽ジャンルにおける僕の選りすぐりなベスト20曲を紹介していくブログ記事、題して「粒揃いなDOO-WOP」今回で18曲目のご紹介と相成ります。
オハイオ州クリープランド出身のDOO‐WOP(ドゥワップ)グループthe Moonglows(ザ・ムーングロウズ)によるSincerely(シンセアリー)という楽曲で御座います。1955年発売のこの曲は、ビルボードR&Bチャート1位、ポップチャート20位の大々ヒットと相成りました。

ザ・ムーングロウズは、ボビー・レスターとハーヴィー・クーファのダブルリートボーカルが在籍しているグループです。ボビーは、艶のある声質でバラードを担当し、ハーヴィーはブルージーな声質を生かしアップテンポな曲を担当していました。本曲は、ボビー・レスターがリードをとり、感情たっぷりに歌い上げています。
もう一人のボーカルであるハーヴィー・クーファはグループで活動していたマーヴィン・ゲイを見い出して育てたプロデューサーとしても有名だったりします。ちなみに、ムーングロウズは、ステージ衣装の一部として、必ず白手袋を着用していたようです。私の敬愛するラッツ&スター(シャネルズ)が白手袋を着用しているのは、このザ・ムーングロウズからの影響があるとかないとか・・・(実はマンハッタンズからの影響だと・・・田代まさし氏談)。本当のところは、白手袋を着用しているタクシー運転手さんの影響だったりして(笑)。