得意な寝技は「60分1発勝負だまし」、ご組軍団タケで御座る。
DOO-WOP(ドゥ・ワップ)という音楽ジャンルにおける僕の選りすぐりなベスト20曲を紹介していくブログ記事、題して「粒揃いなDOO-WOP」、今回で15曲目のご紹介と相成ります。

今回ご紹介するのは、偉大なるリードボーカルを2人(クライド・マクファターとジャッキー・ウィルソン)も輩出した名門DOO-WOPグループ ビリー・ワード率いるニューヨーク・ブロードウェイで結成されたBilly Ward and The Dominoes(ビリー・ワード&ザ・ドミノス)による1951年発売の「Sixty Minute Man(シックスティ・ミニット・マン)」という楽曲です。
1954年には、アンサーソング「Can't Sixty No More」も発売されました2曲続けてどうぞ!!
Sixty Minute Manを日本語に訳すと「60分の男」という曲目なんです。この曲を一言で言い表すと、「下ネタのアメリカ演歌」だと思います(笑)。キスで15分もかけると歌ってます。すごいですねぇ〜、元気ですねぇ〜、マネできませんねぇ〜(笑)。ベースボーカルがリードをとっている珍しいドゥ・ワップのノベルティソングで御座います。
もちろん、和製DOO-WOPグループのラッツ&スター(シャネルズ)もカバーしております。このユーモラスな曲をコミカルな動きで表現してくれてますね。
そんでもってもう一発!!こちらは、日本が誇るベースボーカリスト佐藤善雄氏(RATS&STAR)とザ・ムーンドックスとの共演!!下ネタソングを紳士な佐藤氏が歌い上げるというこのギャップがたまりません。
放送禁止(下ネタだけに)になりながらもビルボードR&Bチャートで14週連続の第1位になり、POPチャートでの17位にランクインしたそうです。ほんと、兵ですよね(笑)。大ヒットした背景には、アメリカが一番裕福でおおらかな時代だったからではないでしょうか・・・。